mokaです。
社会人になってから、趣味を充実させようと思い、学生時代に吹いていたフルートを、数年ぶりに引っ張り出してきました。
ほこりをかぶったフルートに、数年楽譜を読んでいない、完全に初心者の私ですが、社会人向けの吹奏楽団に入ってみました!
社会人吹奏楽団とは
その名の通り、高校・大学を卒業し、社会人になった人たちが集まり、吹奏楽団を結成したもの。
学生時代に吹奏楽部に所属していて、ブランクを経てもう一度楽器をやってみよう!と楽器を再開した人が多いです。
学生時代は、吹奏楽部といえば、「コンクールで金を取ろう!」という目標があったと思いますが、社会人吹奏楽団はそれぞれ楽団ごとに目指すものや演奏曲が違うので、自分に合うところを見つけるのが肝心です。
コンクールを目指す楽団
社会人になっても、職場一般の部という形でコンクールに参加することができるので、技量を高め、コンクールに出ることを目標としている楽団もあります。
こういう楽団は、募集要項も、楽器経験が3年以上だったりと、求められるスキルも高いことが多いですね。
コンクール前は土日とも練習時間に充てることもあり、練習になかなか参加できない、ゆるくやりたい人には向かないでしょう。
反対に、スキルに自信があり、高いレベルでの演奏を求める人には向いている楽団だといえます。
ホールで演奏会を開く楽団
私の所属する楽団はこのジャンルです。
年に1度ほど、自費でホールを借りて、無料の演奏会を開いてみんなに聞いてもらうスタイルです。
アマチュアなので、演奏の質にもばらつきがありますし、完全に自己満足ですが、楽器が好きな人で集まって、演奏会という一つの大きなイベントを運営し、成し遂げられるのはとっても楽しいです。
私は、他の楽団と協力し、合同演奏会を開いたのですが、かなりの人数のお客さんが集まってくださり、とても充実した演奏会をすることができました。
社会人になってからも、青春できます!
ボランティアで演奏する楽団
地域のお祭りや、老人ホームなどで訪問演奏をする楽団で、地域密着型。
その地域の高校・大学の吹奏楽部のOGが集まって吹奏楽団を結成していたりすることも。
お客さんとの距離が一番近い楽団スタイルだと思います。
ちなみにこのジャンル分けは、私がいくつか楽団を調べて個人的に分類しただけなので、訪問演奏もするし、演奏会も開くよ!って楽団さんもあるので、参考程度に見ていただけたら幸いです。
吹奏楽団に入って良かったこと
正直、吹奏楽団に入って、良かった事しかないくらい、充実した週末を過ごしています。
楽器の練習場所が確保できる
楽器の練習場所ってなかなか確保できませんよね。
何度も「楽器 練習場所」で検索し、河原で練習している人、ガレージで練習している人、いろいろな人の練習場所を調べてみましたが、その人の住んでいる環境に左右されやすいのが現状。
無難な場所といえば、カラオケだったり、スタジオだったりしますが、なかなか見つけにくいし、お値段も張るのが実情です。
吹奏楽団に入ることで、定期的にに楽器を練習する場所を確保できるというのは、大きなメリットですし、仲良くなった人同士で集まってスタジオを借りて個人練習を行えば、節約もできます。
楽器好きな人と友達になれる
社会人になって、わざわざ時間を割いて楽団に所属している人たちですから、基本的にみんな楽器が大好きな人ばかり。
共通する趣味があると、仲も深まりやすいんですよね。
練習後に一緒に飲みに行ったりすることもよくありますし、楽器の上手な人に、練習の仕方について相談に乗ってもらったこともありました。
交友関係が広がる
学生時代の吹奏楽部は、みんな同じ学生でしたが、社会人吹奏楽団では、幅広い年齢層で、いろんなバックグラウンドを持つ方が集まっているのが大きな違いです。
娘が吹奏楽部に入ったので、一緒に練習したくて楽器を始めたお父さん、学生時代は別の楽器をやってて、大人になってから別の楽器を始めた元吹奏楽部の人、私のように、数年ぶりに楽器を再開した人。
楽器のレベルも違えば、年齢も違うし、仕事も違う。
そんな人たちが、一緒に演奏することで、仲を深められるのって、最高だと思いませんか?
吹奏楽団に入って大変なこと
吹奏楽団に入って大変なことも、もちろんあります。
お金がかかる
楽器をやる以上、避けては通れない道ですが・・・。
とにかくお金がかかります。
- 楽器代
- 団費
- メンテナンス代
- 演奏会前臨時徴収
などなど。
練習量が求められる
当たり前ですが、演奏会やコンクールに参加する以上、ある程度のレベルまで演奏スキルを上げることが求められます。
演奏会前は土日丸一日練習する日もあり、結構大変です。
気になる楽団があったら見学へ!
楽器が好きで、合奏を楽しみたいなら、社会人吹奏楽団はとってもおすすめです!
楽器練習のモチベーションにもなりますし、交友の輪も広がります。
気になる楽団があったら、自分の楽器パートに空きがあるか問い合わせてみて、ぜひ1度は見学に行ってみることをおすすめします。
ちなみに私の楽器、フルートは、演奏者人口が多いので、どこにいっても定員オーバーだったりします。
なんとかタイミングよく楽団に入ることができ、へたくそながらも演奏を楽しんでいます。